大津海岸は、十勝の豊頃町にある海岸です。冬の十勝は時には気温が-20℃を下回ることがあるため、海や川ではけあらしが良く発生します。最近は海岸に流れ着くジュエリーアイスで注目を集めている大津海岸ですが、海に発生するけあらしにも目を向けてみてはいかがでしょうか。
けあらしとは
けあらしとは、放射冷却によって冷やされた陸上の空気が、暖かい水面に流れ込むことによって発生する霧のことです。時には水面が見えないほどの濃い霧が発生することも。厳寒の北海道で見られる絶景の一つです。
▲海面から煙のように立ち上る霧。
いつ見られる?
時期としては1月~2月頃ですが、けあらしが発生する条件はいくつかあります。
・前日の夜間に放射冷却現象が発生する。
・当日の気温が少なくとも-15℃前後。
・海水温と気温の温度差が9~15℃
・快晴
放射冷却とは、地表の熱が逃げてしまって冷え込むことです。放射冷却が発生する場合は、天気予報で気象予報士がコメントすることが多いので、それを目安にするのもよいかもしれません。
やっぱりジュエリーアイス
大津海岸を一躍有名にしたジュエリーアイスも、もちろんお勧めです。
▲宝石のように輝くジュエリーアイス。海が荒れた日に良く流れ着くようです。
大津海岸へのアクセス
大津海岸へは、国道336号線から道道911号線または道道912号線に出て大津寿町へ向かいます。すると道路際に大津海岸への看板が出てくるので、その案内に従いましょう。駐車場の場所は、豊頃町のWebサイトでマップが公開されています。
▲看板がいくつか設置されているので迷うことはないと思います。
▲海岸の少し手前に簡易トイレもあります。
訪れる際には
真冬の海岸は凍てつくような寒さなので防寒対策は必須です。海に近づきすぎて波をかぶると、波が引いた瞬間には濡れた部分が凍りつくほどです。また、撮影の際にはローアングルで撮影できる三脚があると便利です。
北海道 豊頃町のとよころ観光ガイド – http://www.toyokoro.jp/tourism/
撮影日 | 2017年2月4日 |
撮影場所 | 〒089-5300 北海道中川郡豊頃町6 |
料金 | 無料 |
駐車場 | 無料あり |
トイレ | 有り |
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北海道の映像が必要な際はお問い合わせください。
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